プッシュアップの日、筋トレの頻度について(ナチュラルとステロイドユーザーの違い)
今日は、胸の日、STEP7:アンイーブン・プッシュアップ、2セット目6回です。
そしてそのあとディップス。5回くらいを2セットです。
さて、私はプリズナートレーニングのルーチン、「ベテラン」に従って、各部位、週1回のトレーニング方法を実施しています。
プリズナートレーニングでは、けがをしないように、また、回復が追いつくように基本的に各部位週1回のトレーニングを推奨しています。(上級レベルになると、各部位週2回の、超人的なトレーニングルーチンも紹介されています)。
普通、トレーニングに慣れてくるとハードなトレーニングに体が適応してくるので、限界まで追い込むとかなり疲労が溜まります。その疲労の回復にはそれなりに時間がかかります。
だから、相応の休養期間が必要になります。そのための、週1回のトレーニングです。
しかし一方、体の仕組み的には、筋トレをすることにより、筋タンパク合成のスイッチが入ります。筋肉を作るスイッチが入るということです。
そう考えると、筋トレの回数は増やした方がいいことになります。
・・・少し矛盾してしまいますね。トレーニング回数は増やした方がいいが、回復のための時間も必要になってくる。
この二つを両立するのが、セット数×回数のボリュームを週単位で決定して、その回数を超えないようにしたうえで、実施する日を複数に分けることです。
ちょっとわかりにくいので、例えば、週1回、10回×2セットのトレーニングがちょうどいいとすると、
・トレーニングを週2回にする
・1回あたりのセット、回数を5回×2セットにする
こうすると、5回×2セット×2日で、もともとの総回数20回と同じになります。
こうすることにより、実施できる最高回数を行いつつ、トレーニングの頻度も上げることができます。さらに、疲労がたまりすぎることも防げます。
最近よく話題になっている、トレーニング頻度を上げる作戦です。
関節などが成長し、筋肉の成長に耐えられるようになったら、こちらの方がいいのかもしれないと感じています。私もいずれこちらのトレーニングに切り替えるかもしれません。
トレーニング頻度を上げつつ、疲労物質の蓄積のコントロールや回復にも意識を向けないといけないところが、難しいところです。
しかし、この難題を解決してしまう、禁断の方法があります。ステロイドを使うと、この難しさが解決されてしまいます。
ステロイドを使うと、
・常に筋肉合成のスイッチが入りっぱなしになる
・疲労物質自体の生成を抑えたり、蓄積を抑えたりする
となり、頻度を上げる必要もなくなるし、疲労物質の蓄積や回復に気を遣う必要もなくなります。
・・・となると、筋肉は異常に発達しますよね。
でも、体の生体機能はステロイドを使えば使うほど壊れていきます。
やはり禁断の薬ですね。メリットとデメリットがそれぞれとがりすぎています。
ということで、トレーニング頻度のお話でした。